CombinationSystem
小選挙区? 比例区?
衆議院・総選挙では、一人に2票あります。
これは、衆議院議員が2種類の方法で選ばれるからです。
- 小選挙区:
投票用紙には、候補者の名前を書きます。
日本全国を300区の小選挙区に区切り、一つの小選挙区につき一人を選びます。
全部で300人選ばれます。
- 比例代表:
投票用紙には、政党の名前を書きます。
日本全国を以下の11のブロックに分け、ブロックごとに投票数の多い政党から、投票数の割合で何人選ばれるかが決まります。基本的には、各政党が提出した名簿の上から順に選ばれます。
全部で180人選ばれます。- 北海道ブロック 8人
- 東北ブロック 14人
- 北関東ブロック 20人
- 南関東ブロック 22人
- 東京ブロック 17人
- 北陸信越ブロック 11人
- 東海ブロック 21人
- 近畿ブロック 29人
- 中国ブロック 11人
- 四国ブロック 6人
- 九州ブロック 21人
この2通りの方法で選ばれるので、衆院選は「小選挙区比例代表並立制」と言われます。
ちなみに、小選挙区と比例代表の両方で出馬すること(重複立候補)も可能です。その場合、小選挙区で落選した議員も、比例代表で当選すれば衆議院議員になれます。このケースを「比例復活」と言ったりします。